突然シェアハウスに入居する事になった話
11月の第5週目に検討し始め、12月の第1週目には入居希望を出した話。
事の発端はMくんの友人達との会話。
11月末
友人A「自立のためにも一人暮らししてみたいけど、今休職中で収入がないから家から出て行けない」
友人B「私が独身の一人暮らしだったら一緒に住むか?って言うのにな(既婚)」
Mくん「一緒にルームシェアするか?って言いたいけど名古屋に来てくれないと始まらないな(転職する決心がつかない)」
友人Aくんの相談を受けながら、この話題を幾度となくしてきました。(2ヶ月に1回は発生していたと思う)
そしてMくんも
「自立したいけど家から出て行くと趣味用の金がなくなりそう」←ダメ人間の言葉である
「結婚相談所行って婚活してるのに今から1人暮らしって許されるもんなの?」←成婚してすぐ同居になると困る
という理由をつけてグダグダしていました。
こちらの記事にも書きましたね!
やりたい事:一人暮らし
ってね!
大体「友人とルームシェア♪」とかいう単語を出すとMくんの自宅では
「アンタ…一人の時間が欲しいとか思うタイプなのに誰かと暮らせるの?」
「掃除嫌いだし、物もそこらじゅうに放置するし、汚して迷惑かけるんじゃないの?」
とチクチク言われます。つまりはルームシェアではなく一人暮らしをしろと。
いや…まぁ、うん…言わんとしてることはわかる。
- マンスリーマンション
- シェアハウス
- 結婚相談所に「婚活中だけどシェアハウス行きたい」と相談した
- シェアハウスの【空気】は住居者の【目的】と物件の【間取り】による
- 重要なのは【適応】できるかどうか
- 僕の苦手な掃除は清掃員さんがやってくれる(マジか)
- Mくんはシェアハウスに行くことに決めた
マンスリーマンション
Mくん「1ヶ月だけ外で暮らしてみる、とかできたらな~」
友人B「マンスリーマンション借りれば?」
いまどき単身者用とかで色々あるんですね…。
マンスリーマンションであれば正直設備は全て揃っているので身一つでいけます。
Mくん物件とか間取りとかインテリアにあまり興味が無いので、マンスリーマンションというものが存在することすら知りませんでした。
Mくん「しかし家賃が6万以上するのキツいし4DKとか書いてあるよでかいよ!」
ちょっと本気で検討しようと思ったけど4DKに一人暮らしってどんなリッチなの!?(笑)
家賃も毎月6万で+水道光熱費かかるんだよね…?と思ったら
行きたい:50% 行かない:50%
という気持ちになりました。
シェアハウス
友人B「Mくんさ~、真面目に本気で一人暮らし考えてるならシェアハウスって手もあるんじゃない?」
シェアハウス。友人に言われて初めてその可能性を考えました。
友人B「ちょっと前に話題になってたじゃん、シェアハウス。もう廃ってるかもしれないけど」
Mくん「流行ってたの!?」
無知なMくん。ドラマの中でしか起こらないと思っていた”見知らぬ男女でハウスをシェアする”ことが三次元でも流行っていたなんて…
シェアハウスってイメージ的に
「男女が1つの部屋に入って仲良く楽しく生活♪」
みたいな感じですが、
そんなものドラマの中だけだろ!!!!!!!!!!!!!
男女で一緒に住んだらそんなもん乱交パーティー始まるだろ!!!!!!!!!!!!!!!
という下衆で下品なイメージばかり持ってしまいます。
(男女一つ屋根の下って言ったら始まるモン始まるでしょ…)
Mくん、とりあえず知らない単語をぶつけられると一旦はグーグル先生に聞いてみます。
すると先生の予測欄にこんな文字が出てくるんですね。
女性専用 シェアハウス
ほ~~~~~~~~~~~~~~~~~?
女性だけで家に住むシェアハウスが存在するのか!
そりゃそうか!今時カプセルホテルも女性専用とかありますもんね!
私も女性専用カプセルホテルで速水ヒロ様と寝たわ!
調べていたら行きやすそうなところをいくつか発見。
しかもマンスリーマンションより断然安い!し!家具も全部ある!
え~~~~~い!見学に行くならタダでしょ!
と、勢いで見学ボタンをポチッた。
Mくん「見学に行くことにした(シェアハウスを勧められてから1時間後のことである)」
友人B「相変わらず行動が早いな!」
結婚相談所に「婚活中だけどシェアハウス行きたい」と相談した
見学申請をポチッた後にね!(今考えれば順序が逆である)
Mくんは以下の気持ちをを伝えました。
「前から一人暮らしをしたいと思っていて、シェアハウスという手段をとるかもしれません」
「人生経験の一つとして”他人と住む”事をやっておきたい気持ちがあります」
「自分自身、結婚相談所を使いながら婚活している身です」
「いつ結婚できるかわからない状況の中、生活環境を変えようとした場合、成婚後の事も考えなければなりません」
結婚相談所って、いわゆる「スピード婚」を狙う手法です。
シェアハウスに行ったはいいけれど、成婚後即退去となってしまったら色々もったいない!色々!
お前、結婚する気あるのか!?という声が聞こえる!!!聞こえるぞ!!!あります、適度に!!!!
でも強く
「結婚したい結婚したい結婚したい結婚したい結婚したい結婚したい結婚したい結婚したい」
と思っているタイプでもないんですよ…出来たら良いな~くらいです。
出会いが無いしパーティータイプは性に合わないから結婚相談所を使っているタイプです。
正直相談所の担当者様からは否定的な回答が来ると思っていました、が。
相談所さんの回答(要約)
「シェアハウス楽しそうですね!」
「ご自身のやりたい事はやっておくことをお勧めします」
「結婚後は一般的に”自分が行動をするために確認を取る必要のある関係者が増え”ます」
「世間的なしがらみを共有していかねばなりません」
「めっちゃ前向きじゃん…」
と同時に
「結婚後めっちゃめんどくさいじゃん…」
とも思ってしまいました!(笑)
ダメだこいつ!
成婚後は即同棲する人もいれば、じっくり住居を検討して考えていって準備する人もいるらしいです。
シェアハウスの契約が残っているのであれば「期間が終わってから同棲しましょう」でいいみたいです。
イエーイ!心置きなく見学にレッツゴー!
シェアハウスの【空気】は住居者の【目的】と物件の【間取り】による
2件ほど見学させていただきました。
多分シェアハウスの【空気】感は大きく2つあって、
①個々の生活が完全に切り分けられている。特に共有スペースに留まることなく自分の生活を送る。
②個々の生活はあるものの、共有スペースに人がいることが多い。
案内してくれた営業さんと話をしていて、その物件がどういう【空気】になっていくかは
①住民がシェアハウスにいる目的
②シェアハウスの間取りや構造
にもよるとの事。
実際に2つ見せてもらって、よくわかりました。
君の目的は:干渉されずに住む事 or 交流しながら住む事
シェアハウスに見学に来る人の大半は「安く住む事」が第一優先だと思います。
その次に優先されるのは
①干渉されたくない
②交流したい
だと思います。
もっと砕いて言うと、
①水周りを共有で使うからこそ安く住める。特に交流は求めていないから、とりあえず安く住ませてくれタイプ。
②何か刺激が欲しくて、でも普通に賃貸借りると高いし、異文化交流もできるならシェアハウスに住んでしまえタイプ。
どちらを重視する人間が多いか、によってシェアハウスの【空気】は変わってくるそうです。
共有スペースに行き、その場に留まりやすいかどうか
私が見せてもらった物件はどちらも使わなくなった施設や家をリフォームし、シェアハウスとして再活用しているものでした。
確かに間取りによっては住民と住民の部屋に距離があったり、共有スペースが狭かったり。
そうなると住民同士の交流というものは薄くなりがちかもしれません。
逆に共有スペースが広くて、何人も入れそうであれば住民同士でご飯を食べたり…と交流が深かったり。
あとは住人同士の連絡方法もいろいろあるそうです。
「今日荷物届くから誰か受け取っておいて」
「友達来るのでよろしくお願いします」
のような連絡。
このあたりは物件のオーナーとも調整されるそうで、
オーナーが「僕は交流ノートで交流したい!」というタイプだと、よくコラボカフェにおいてあるようなノートが置かれたり。
逆に「住人同士でやりやすい方法で」という事であればLINEで連絡、など。
営業さん「現代で交流ノート…って、活用されているのかは謎ですね~」
笑ってしまった。
重要なのは【適応】できるかどうか
ですってよ!
シェアハウスの特徴は学生寮と違い年齢の幅が広いこと。
住居者の年齢に上限を設けているシェアハウスも少なくは無いらしいです。
20歳の女性と50歳の女性がシェアハウスすると、どうしても年齢の差が原因で親子みたいになってしまう。
だからこそオープンに接していくのが難しい…という点もあるそうです。
歳が重なるほど現代の流行や話題や技術についていけない…と言うよりも学ぶことを放棄しがちです(私もそう)
今出来ていることで事足りると思い、
「私には出来ない」「遠慮しておく」「やめておく」「避けておく」
が発生してしまうそうです。
そうすると適応できず孤立してしまいます。
営業さんいわく、入居希望者さんとしっかりと面談をし、柔軟に適応出来る人かどうか見極めてから入居の許可を出すそうです。
一種の面接じゃねーの!??!!?
僕の苦手な掃除は清掃員さんがやってくれる(マジか)
家賃代+光熱費諸々、みたいな料金なのですが、光熱費諸々、の部分をもっと細分化すると項目の一つに「清掃代」とあります。
Mくん「掃除は…」
営業さん「週1回共同スペースのみ清掃員さんが掃除をしてくださいます」
Mくん「えっ…じゃあ自分の部屋だけ掃除すれば良いんですか?あと共用スペースも自分が酷く汚したらくらい…?」
営業さん「はい!」
やばい。トイレ掃除とかかれこれ10年くらいしてないんですけど、ここにきてもしなくて良い生活に…笑
営業さん「ゴミ出しだけは当番制です」
Mくん「アッハイ」
給食当番ではなくゴミ出し当番。
正直一人暮らしにとって
「掃除」「洗濯」「料理」
は必須じゃないですか。その中で私が一番苦手なのは「掃除」なんですよ。
ゴミ出しと自分の部屋は自分でやるとして、水周りの掃除をやってくれるだけ神神神って感じです。本当に。
Mくんはシェアハウスに行くことに決めた
Mくん「正直、シェアハウスに行くのであれば異文化交流(自分の業種以外の人間と交流)したい気持ちが大きいです」
営業さん「でしたら積極的に共有スペースに行ってオープンマインドになってください!」
Mくん「(ワロタ…)」
営業さん「あとは自分から企画ごととかしてください!」
Mくん「(ワロタ…)」
Mくん、一般人が行ったこと無くて連れて行けそうな場所ってゲイバーとストリップ劇場くらいしかないでござるよ
営業さん「どこの部屋が良いですか?」
Mくん「ざっと見た限りでは北の部屋ですかね…」
営業さん「あえて北を選ぶ人は変わった人が多いですよ!」
Mくん「(ワロタ…)」
営業さん「冬場は寒いと思いますが、大丈夫ですか」
Mくん「部屋にエアコンがあるだけマシです」
※Mくん、実家ではエアコン無し2階の北部屋なので夏は35度を越え、冬は極寒である。
今のMくんの不安要素
「はたして土曜朝7時にテレビのチャンネル権をもらってシンカリオンのリアタイをさせてもらえるのだろか…」
次回!Mくんはシェアハウスに住む!お楽しみに!