えんがわだいすき

社会人腐女子が日常生活の中で感じたことのメモ。

「映画って高いし、レンタルすりゃいいじゃん」と思っていた私が映画館に行くようになった話

皆さん映画は映画館で見るタイプですか?
レンタル開始したら自宅で見るタイプ?
はたまた「映画自体そんな興味ない…」と思っているタイプ?

わたしは映画自体にあまり興味無かった人です。2016年までは。
そう、あの映画に会うまでは。

 売れない映画は「死ぬ」

映画を娯楽にし始めてまずビックリしたのは
人気の無い映画は死ぬ、ということ。
私は興行収入とか良くわからないので、体感で語ります。

Case1「この映画がヒットしなかったら未来永劫推しの活躍の場が死ぬ」

そう、2016年。『KING OF PRISM』(以下『キンプリ』)の映画です。

kinpri.com

この映画は製作者側の「作りたい!」という強い気持ちの元ごく少数のスタッフで作られ、
「1人のファンがリピートして何回も見に行く」ことで興行収入を得ることを目的としていました。
『キンプリ』の大本である『プリティーリズム』という作品は一部のコアな熱狂的ファンによって支えられていたと思います。
でも正直、キッズアニメについている「お金を落とす大人」の絶対数なんてたかが知れているし(日朝は別)、
ましてや『キンプリ』は前作と違い男子キャラにフォーカスを当てた作品ですので、行く先どうなるのか心配でした。
友人に面白いから見て欲しいと勧めた2週目の劇場。ガラッガラだったみたいです。悲しみのロンド…。

『キンプリ』は当初「映画の興行収入が(目標に達し)ない限り続編は無い」「円盤が出るかはわからない」と公式に言われました。
円盤の意は「今の状態では円盤を出しても売れる見込みが立たないから」だったんだろうな…と思います。
そうなると私たちファンは映像を脳内に刻むしかないので何回も行くことになります。
私たちの映画代で制作費を取り戻して欲しい、あわよくば円盤も出て欲しい。

映画代、1600円(『キンプリ』は特別価格なのでこの値段&割引適用外)って正直高いな~って思うんですよ。でも推しのためなら入れるんですね。
それがオタク。

結果的に『キンプリ』は応援上映のおかげで持ち直し、円盤も出ました。良かった。
私と推しの行く末が死ぬかと思ったけれど、助けてくれたのは皆さんです。ありがとう。

応援上映 - Wikipedia

Case2「売れないと一週間で死ぬ」

これは韓国に『キンプリ』(上の映画と同じものです)を見に行った時の話。
私は速水ヒロ様のファンで、韓国のシン・ドハ様のファンです。

dic.nicovideo.jp

韓国で活躍されているのはドハ様だと思っています。
ドハ様の活躍を見たいが為に韓国に突発で行く予定を立てます。
その際韓国のTwitterフォロワーにこう言われました。
「Mくんが来る週まで続いているか正直危ないレベル」
「韓国は映画の売れ行きに見込みが立たないと映画自体終わってしまう」

なんてこった。
日本は売れていない映画でも粘りに粘って1ヶ月くらいはやってくれますが、韓国は違うらしいです。
死ぬか死なないかの瀬戸際でも「ドハ様の地には行かねばらない」という使命感の元、映画の有無に限らず行きました。
韓国側も現地のファンの皆さんが粘り強く盛り上げてくれたおかげで人気がうなぎ上り。
1週間で死ぬこと無く生きながらえた。
ありがとうみんな。無事ドハ様に出会えて、涙を流し、良い思い出ができました。

Case3「3部作が最初から決まっていたのに売れなくて死んだ」

これは死んだ方の話です。なので作品紹介リンクは貼りません!気になったらググってね。
『HiGH&LOW』というLDH製作のオタクたこ殴りハイスペックエンターテイメント映画を見た後、
佐藤寛太くんにはまった私は『イタズラなKiss』という映画がやることを知ります。
キービジュアルの寛太、めちゃくちゃ好みだったのでルンルン気分で公開2日目の土曜に行きました。

劇 場 ガ ラ ッ ガ ラ 。

ここで何かを察します。
「『イタキス』って3部作決まってるけど…これ興行収入大丈夫?続編作れる?大丈夫…?」
正直話も原作ありきのラブストーリーだし、キャストもそんなに有名じゃなく知る人は知っているかも?レベル。
やべぇ、と思いました。
1部と2部は放映日が決まっていたので、1部を見た後2ヵ月後に2部を見ました。
お察しのとおり2部の初土日もガラッガラです。

そうしたら何が起こったと思います?

①公式からクラウドファンディングが始まる、集まったのか謎
②放映予定から半年経っても公開連絡なし、公式も無音
③1部2部は全国放映されていたのに最終章は1つの映画館でしか上映されなかった

オタク大ショック。地元で放映されない。どうやって見ればいい?
これがいわゆる「売れなくて死ぬ」だ。と思いました。
Twitterのフォロワーに「パンフレットだけでも買って来てくれないか」と頼んだら快く引き受けてくれました。
良かった…なんて思っていたのも束の間。
「物販自体無かったよ…」
なんてこった。

※最終的にレンタルが開始されたので多少救われました。

気づいた。

ああ、映画化されたからって円盤になるかもわからないし、
今やってる映画見ないと続きの映画は得られないし、
さっさと見ないと上映自体が死ぬ。
映画は映画館で見なきゃ…と。
(「オタクとしての使命感」が強すぎる感想)

同じ映画を見すぎて感覚が狂った

先述した『キンプリ』だけは2桁を余裕で超える回数を見ています。
そうすると
・劇場に行くこと
・映画にお金を払うこと
に段々と抵抗がなくなってきました。
応援上映という物に行くようになったので
「我々は(劇場にいる人が違うので)毎回違う映画を見ている」
と言い始めますし(内容は何回見ても同じです)、
「製作陣、お金持って行ってくれ」
の気持ちでチケットを買います。
慣れです。慣らされたのです。劇場にわざわざ行くことへの抵抗を減らされました。

映画を映画館で見てよかった事象ベスト3

ここで勝手にベスト3します。

3位:周りの反応が手に取るようにわかる

これは映画に集中したい人向けではないですが…。
邦画、洋画、アニメ、色々見ました。

①大人の反応する部分と子供の反応する部分は違う
→特撮を見てたら両隣のキッズがED中めっちゃ大合唱するし、3年前くらいの作品から「お母さんわかんな~い!」って言い出すのマジでツボだった。
カップルとお一人様の反応が違う
→お一人様で『ララランド』見てたとき、私は「自CP映画じゃん!?最高!別れた!最高!」とスタンディングオベーションしたんですが、
 私を囲んでいたカップル達は唖然とし「え…?別れた…」という感想を述べていました。超面白かったです。
③周りと笑いや驚きを共有できる
→『斉木楠雄のΨ難』を一人で見に行った時、隣のオバちゃんと一緒にゲラゲラ笑ってしまったの今でも面白かったと思います。

2位:音響の良さを再確認する

上記でも書きましたが、『キンプリ』の円盤が出たんですよ。家で再生しました。
「クッ…何か違う、何かが違う…なんだ?何なんだ…」
と思わす声に出しました。気づいたんです、「音」だと。
映画館で見たときはヒロ様の歌は3Dアトラクションのように四方八方から聞こえたのに、自宅じゃそれが全く無い。
円盤はとても良かったのに自宅のリビングを呪いました。

1位:R18映画を老若男女入り乱れて一丸となって見る異常さがツボ

娼年』という映画をご存知でしょうか。R18映画を応援上映することで一時期ブームになっていました。
私は松坂桃李くん目当てで「行くか…」くらいの気持ちで行ったんですが鑑賞中に
「R18映画のセックスシーンを老若男女入り乱れたこの異様な空間で見ている…」
と思いました。ええ。
普段の生活を考えるとAVを見ず知らずの他人と一緒に真っ暗の大画面で見る事なんてないです。
それを堂々とやってのける映画館がヤバいなって思いました。
娼年』は自宅のレンタルで見てしまうとただのAVだ、これは映画館でみんなと一緒に見るべき、と強く思いました。
背徳感がやばかったです。

え~でも映画ってやっぱり高いよ

わかる。
多分それを感じるのは「先行投資が良い買い物になるかわからない」からかもしれない。
あと単純に一般1800円って高い。わかる。

映画の醍醐味の一つに
「良いか悪いかは見てみないとわからない」
ところがあると最近思います。

世間一般のレビューだけ見たら酷評でも、私が見てみたら「めっちゃ面白いじゃん!」と思うことが山ほどある。本当に。
映画レビューである人が☆1がついていても私は☆5をつけている。あるある。

話は変わりますが、私自身「クソアニメをクソアニメで終わらせない」ところがあります。
どこか良かったところを見つけてしまう。そのほうが「良かった」で終わるから気持ちが良いな~と思っています。
ていうか本当にクソみたいな部分で笑ってしまうので正直面白いし…笑

それと同じで映画を「つまらなかった」で終わらせることが無いんですよね…。
この超ポジティブシンキングな私ですら「???」と思う映画がまれにありますが、
そういう映画でも見終わった後「ここがよかった」「あそこは感動した」というシーンは絶対に言えます。
そのほうが「いいもの見たな」という気持ちのいい感情で終えれます。映画代払って見てよかったって。

それでも先行投資しんどいよ

わかる。その気持ちは十分にわかる。
私はポジティブシンキングですが、根はケチなので超わかります。
なので権力を行使するのです。

auマンデーを使う ※TOHOシネマズのみ
②レディースデーを狙う
③レイトショーを狙う
④優待券を使う
⑤シネマ特有の割引日に行く
⑥絶対に見たい映画なら前売りを買う

上記を駆使すると1000円~1300円くらいに値段が落ちます。
正直①②③で500円~700円浮くんですよ。あまりにもお得では?4割引じゃん。
1800円のものが1500円を切ると「おっ?安いな?」って思いません?私は思う。
500円浮いたら1食分ですよ。映画見たら1食分浮いたってすごくないですか(???)

というわけで私は権力を行使して映画をよく見ています。

レンタルしてきても集中して見れない事に気づいた

安く済ませるならレンタルっしょ!と思いますよね。わかる。
それを実行してみた私はこうなりました。

映画館に行く=視界に映画の画面だけが映る=映画だけに集中できる
レンタルして自宅で見る=ソシャゲ走りながら原稿やりながら、ながらで見る=途中よく覚えてないけど「イイハナシダッタナー」で終わる

なんかダメな気がする、と気づく。
映画の醍醐味を失っているような…。

とはいえ映画館行って何見ればいいのかわからないよ

私の場合、映画館で映画を見てる最中に流れる予告動画を見て直感で「面白そうだ」と思ったものに行きます。
先述で書いた通り総評レビューは正直あてにならない。私は。
なので直感を信じて見に行きます。あまり外れません。

視聴は邦画が多いです。
おそらく私には邦画の「ソードマスターヤマト」感があっているのだと思います。

dic.pixiv.net

何それ?という方に簡単に説明すると「俺たちの戦いはまだまだこれからだ!」ですかね。
終わりが曖昧だとその先を妄想してしまう。あの後どうなったんだろう?とか。
二次創作をするオタクなので、色々見終わった後に考えてしまいます。「妄想」しやすいのは邦画かな?と思います。当社比です。

答えのないエンディング、大好きです。

映画はアトラクション

映画館で
・音響のよさ
・視覚で殴るド迫力
・同じものを見た時の様々な反応
を体感するのはある種のアトラクションだな~と思います。
映画はアトラクション、そうか、アトラクション…。

これからも気になった作品は見に行こうと思います。みんなも気が向いたら映画館行こうぜ!