えんがわだいすき

社会人腐女子が日常生活の中で感じたことのメモ。

推しCPと友人のおかげで料理と向き合った話

皆さんは料理をするのが好きですか、嫌いですか。
皆さんは食べるのが好きですか、嫌いですか。
皆さんは美味しいという感情表現をしていますか、していませんか。

これは”推しCP”と”友人”のおかげで”台所に立つのが苦じゃなくなった”話

 料理が嫌いになるまで

Mくんの母は栄養士の資格を持っています。
幼い頃から料理が得意で、むしろそれしかできなかったから食品関係の仕事に就いたくらいです。
一方Mくんは極度のめんどくさがりです。典型的B型なので凝り性とめんどくさがりが極端に出ます。
でも休みの日に食事の手伝いをしないと「何で手伝いに来ないの!?」とキレられます。仕方なく台所に立ちます。苦です。

この時点でお察しかと思いますが、
料 理 中 と に か く 横 か ら ワ ー ワ ー う る さ い 。
やれ切り方がどうだとか、味がどうだとか、正直食えりゃ何でも一緒じゃんと思っているんですが…。
数年前まで祖父母と父と弟が全員いたものですから、みんなが食べられるよう和洋折衷並ぶ食卓なんですよね。
あと栄養価がどうのといわれる。成長期の弟がいるから。
あれもこれもそれもどれも作って、指示されて、怒られて、めんどくさそうに作るとキレられて。
興味の無い事にとにかく無頓着で料理を覚える気がないMくん VS (料理に関しては)わからない人の気持ちがわからない母
それはもう嫌になります。
このときのMくんは「料理好きな人もいるんだよなぁ私は逆だけど」と思っていましたし、料理をした後に得るものは何も無く、「料理するくらいなら母が料理に使った食器を黙々と洗っていたほうがマシ」という考えに至りました。
Mくんが家事で一番得意なのは掃除でも洗濯でも料理でもなく皿洗いです。

料理について

食べるのは好き

作るのはめんどくさい(下ごしらえが嫌いすぎる)

作るとき横から親がうるさい(切り方とか知らんし)

結果:料理したくない

料理を「スキル」として捉えてしまう

上記のやり取りで調理が進むため、Mくんが「全部一人で」料理を仕上げることはありませんでした。
8割母で2割俺。それはもう母の料理です。
料理を全部一人で仕上げているあなた、すばらしい。
私には無いスキルです。そう、スキルと捉え始めます。

社会人になったあたりで思います。
「将来生きていく上で料理できたほうがいいよな…」
私の中の「料理が出来る」は「誰に言われなくても始まりから終わりまで全部一人で出来る」です。
正直料理なんて出来なくても生きていけるぜ!って方いらっしゃると思います。それもそう思う。
しかし私の好物が「レバーについてる心臓の煮付け」とか「祖母が作っていた塩辛」とかなので自分で作るしかない。
クックパッド先生があるじゃない!あれ見て作ればいいんだよ!という貴方。
あれって完全に「ウチの献立はこうだよ!」みたいな「その人の言葉で書いたレシピ表」なので、
1から100までやり方書いといてくれないと正直わからない人間には「何言ってんのかわかんないんですけど!?」とキレ散らかすシーンがいっぱいあります。マジで。

と、思った私は「料理教室にでもいくかー!(お金払えば行こうと思うでしょ)」などと思うのですが
せっかくお金払うのであれば普通の料理よりフランス料理とかおしゃれなものが作りたくなってしまう。そういう性分。
※Mくんは人と違う事が出来るのをかなり好みます。
結局これは実行に移されませんでした。

コンカツ!を始めたあたりで再度気づきます。
「料理とかされるんですか」
「休日に多少手伝いで…(ほとんど母親が作ってるけど)」
おっと、自分で作ってるなんて胸を張っていえません。
そしてコンカツ!業界では「一人暮らし」がかなり優位で(自分で生活できているという証だから)「料理ができる」ことはかなりポイントが高い。
私も相手に「生活能力があるか」は見てしまう。完全にブーメランだ。

極めないとアウトプットできないと考える悪い癖

料理って「自分だけの為に作る」となると「別にカップラーメンでいいや」となってしまうものです。
※Mくん、家にいる土日の昼は9割インスタントラーメン食べてます
じゃあ「誰かの為に」って思った瞬間ハードルがぐんと上がります。
料理をスキルだと思っているMくんはこう思うのです。
「人前に出すのであればそれなりに極めないと無理」
「これなら出せると自信が持てるレベルに達しないと無理」
ここでは書きませんが、もう1つこれと同じように悩んでいる物事があります。
それも「内容を全然わかっていないからできない」「するのであれば調べてからやりたい」と思ってはもう10年経つ。
周りから「考えすぎ」「深く考えるな」とよく言われます。わかる。これは私の悪い癖だ。

「料理」は「同人誌」と一緒

いや…これ本当にびっくりしたんですよ。
友人と話をしていました。「料理が嫌いだ」「料理の醍醐味って何」という話題。
するとこんな会話になりました。

Mくん「自分の出来がまだまだな状態で他人の前に料理出せない」
友人「スキル詰めてたらいつまでも同人誌出せないのと一緒だよ!!!!!!!!!!」

正直ハッとしました。確かにそうだ。

Mくん「やべぇ、同人誌を引き合いに出されたらぐぅの音も出ない。一番最初に初めて作って出した時緊張したし手にとってもらえなかったもんな…でも出したもんな…」

そうなんです、スキルなんて今よりみじんこみたいな状態だったけど出した。
そしたら同人誌は出た。
同人誌って成長過程の途中に1冊、また1冊と出るものだと思います。
10年前の1冊目と今の1冊を比べてみれば「ここが良くなってる」ということにわりとすぐ気づけます。
10年前の時点で今のスキルまでたどり着いてからしか出せないと思っていたら、きっと同人活動なんて出来なかったと思います。

褒められる事は作るモチベにつながる

友人「やっぱり料理は他人に美味いって言って貰える時一番気分がいいと思う」
Mくん「美味い、って私は言うばっかりだな。自宅でも他人宅でもうめぇうめぇしか言わない」
友人「美味いって言われる経験を増やせば少し楽しくなってくると思うよ、何も言われないとモチベは下がると思う」

Mくんの家の欠点は「美味い料理が出てくること」が「当たり前」になっていて「褒める」事がなくなっている事。
父は美味しいなどと言いませんが、ご飯は楽しみにしているタイプです。美味しいを言いません。ここ大事です。
一時期めっきり料理への意欲が無くなった母が父に「美味しいと何で言わないのか」と聞いたら「不味いものが出てきたことない」といいました。
笑い話です。
尚、極まれに母の体調が悪くなった日。頭をひねって唸りながら一人で作った私の料理に母は「美味しい」と言ってくれました。
が、家族内は「失敗してもいい場所」みたいに思っていたので「そっか、よかった(食えるレベルで)」くらいで終わっていました。
今思えば「美味しい」って言ってもらえるのってありがたいことなんだなぁと思います。
自分の振舞った料理を「美味しい」って言ってくれる人は大切にした方がいいと思います。それってありがたい事だから。
私も家の中では案外言っていないかもしれない。母は「Mくんだけだよ私の料理褒めてくれるの」といいますが…。

推しCPの受け「俺の為に料理を作れ」

Mくん「どうせ振舞うならその人にお面つけてもらってキャラになって欲しい」

作る気持ちがちょっと沸いてきた頃に無茶苦茶なことを言いました。

友人「対面キッチンでお面つけて見ててあげるよwwwww」

気前のいい友人です。

Mくん「じゃあ私が攻めやるから君は受けで」
友人「来月決行」

無茶苦茶です。

実録を推しCPの二次創作に適用する

他人に振舞うとなるとぶっつけ本番して失敗するわけにもいかない。
美味しいと言って貰えるものを作らなければならない。
練習するしかない。
自分の中で決めたことは2つ。

1)自分で献立を考えて作ってみること
2)母親と一緒に作らないこと

母に「私一人で作るから!」「(弟は県外の学校行ったし家にいないし)栄養価とか知らんから!」と宣言し、いざ尋常に勝負。
正直激戦でした。

1)突然現れた母に不意打ちで横からオイスターソースを渡され、流れるように中身をありったけぶち込む(隠し味だって最初に言ってくれ)
2)1カップって何ccやねん!とキレる(調べた)
3)作るもの決めてクックパッド先生で検索しても「レシピが十人十色」過ぎてわけがわからん。みんな調理方法わかるように書いてくれよわかんないよ。
4)これ使っていいよと渡された肉を全部使っていいものと思って全部入れる(多く入れすぎてかなりジューシーだった)
5)オムライスひっくり返す成功率30%
など。

失敗を重ねてはいるもののお面をつける前提が決まっていたので「推しCPの小説」に書き起こす気です。
全く凹みません。むしろ美味しいネタです。
全部小説に書きました。あけすけに。
※創作を読んだ子育てママさんたちに笑いを提供できました。

この時点で私の練習の目的は2つになります。

1)流石に不味いもの出すわけにはいかないので、不味くならないように練習すること
2)推しCPに適用した実録を終わりまで進ませ、書き上げること

(1)をやると自動的に適用されて自CPのネタが生まれる。
正直超面白い二次創作の作り方だなって思いました。
最終的に何を振舞うか、も二次創作の落ちを見据えながら考えていきます。
俺が自CPだ!

結果:褒められた

家で練習しているときも全部一人で作ったので母に「美味しい」って言ってもらえました。
友人の家で友人に振舞うときはドキドキものでした。フライパンからライスこぼすし(笑)
その様子も笑いながら「T君(キャラ名)がオムのライスこぼしたw」と実況しながら見守っていてくれた友人には感謝です。
作り終えて食べてもらって、「美味しい」の一言。

作ってよかった〜〜〜〜〜〜!(よかった〜〜〜〜〜〜!!!)

嬉しいものですね。美味しいって言って貰えるの。

とにかくやってみる&美味しいときは美味しいって言う

これに尽きる。
料理が趣味じゃない人間が料理を作る時、一番動力源になるのは「誰かの褒め言葉」だと感じました。
美味しいって褒め言葉だから!美味しいって思ってたら思ってるだけじゃなくて口に出そう!そう思いました。

私は思い腰を
同人活動との比較
・友人の叱咤
・推しCPの存在
という3つも無いとあげなかった分けですが…。
逆に言えば3つ揃っていたからこそできたんだと思います。
今では台所に立つのが嫌じゃなくなりました。なんだ、私にも料理できるじゃん?と思えたので!

私と同じように悩んでる友人がいたら言ってください。私食べますから!なんならお面もつけるよ!
最近の目標は「魚をさばけるようになること」です!(魚さばけるの超かっこいいと思う)

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Thank you ッラァキ